将来の夢はお金持ちになることと思っているお子さんは結構いると思います。
自然なことなのかもしれませんが、、、はたしてそれでいいのでしょうか。
お金持ちになるために医者になる
私もそうですが、なんのために働くということを考えずに育ってきました。
私は単純なのでお金を稼ぐために働くのかと思っていました。
しかし実際はお金を稼ぐ前に、なんのためにお金を稼ぐかという問いがあるはずです。
何のためにお金を稼ぐなのかについて真剣に考える機会はあまりありませんでした。
お金を稼ぐために医者になるとか大企業に就職するなどとしか考えていない人はたくさんいるでしょう。
実際にお金持ちになり満足しているかもしれません。
お金をたくさん持っていれば幸せそうなのはわかります。
私もできればお金はたくさんあった方が嬉しいと思います。
しかし、実際にお金持ちになりたいがために医者になった人に治療をしてもらいたくはありません。
病気の人を治したいという思いで医者になった人に見てもらいたいものです。
子供の頃のイメージが大事
私は正直子供の頃は、お金持ちになりたいと思っていました。
お金があれば何でも手に入ると思っていました。
しかし今思うと、何て無駄な思いをしていたのだと思います。
自分が何かをした対価だけお金をいただければ良いと思っています。
自分が与えた価値以外のお金には意味がないと考えるようになっています。
お金を稼ぐために働く
↓
誰かのために何かをしてお金をいただく
というふうに考え方をシフトしました。
お金を稼ぐために働くのは現実的な方法かもしれませんが、できれば自分の信念に基づき何かをして誰かの役に立ちお金をいただけたら嬉しいものです。
子育てをしていると、将来の可能性を広げるためにということで色々と投資をしたくなる気持ちはわかります。
色々投資をしたくなりますが、一番肝心なことを子供に教えなければなりません。
肝心なこととは、何のためにその学校に行くのか、何のためにその職業を目指すのかだと思います。
それを一緒に考えることができるのは親です。
子供は親の影響を大きく受けます。
よく遊べ
良い会社に就職できたからといって一生安泰なわけではありません。
お金持ちになれることが確実ではありませんし、良い家庭を持てるかもわかりません。
親が子供の進路を決めて、ガチガチに生活を固めてしまうのはいかがなものかと。
子供にはできるだけ自分で考え、自由な発想を持ってもらいたい。
お金だけではなく、広い視野で世の中を見れる人になってもらいたい。
そのために大事なことは”遊ぶ”ことだと思います。
夢中で遊んでいろんなことを吸収して成長していってもらいたいです。
まとめ
将来の夢はお金持ち!では面白くありません。
結果的にお金持ちになることは結構なことですが、まずは何のために生きるのか、働くのかを考えたいものです。
人に感謝されるのは嬉しいものです。
感謝される仕事をするのは生きがいの一つです。
いっぱい遊んでじっくりと自分のやりたいことを考えてもらいたいです。
〜 なんてことのない日々 〜
今日は税理士会支部の歓迎会でした。
支部長始め、幹部の方々が温かく迎えてくれました。
大変失礼ですが、税理士会の上層部の方々も人間くさい方ばかりで安心しました(笑)。
その中で興味深いお話が、現在の税理士の出身大学は中央大学が最も多いそうです。
私もその中の一人になりました。
税理士に程よい学歴なのでしょうか。