暑い、暑い、暑い、暑い、、、
今年も夏の暑さから逃げるようにお決まりの避暑地に行ってきた。
平湯へ
妻と二人でキャンプを初めたのは20代の中頃だっただろうか。
かれこれ20年近く経つのか。
毎年毎年、色々なキャンプ場に行ってきたな。
ある年に岐阜の山奥にある平湯ということろに行った。
標高が高く夏でも抜群に涼しい。
夜はダウンジャケットを着て過ごすほどに。
眼前には北アルプスの山々がそびえ立ち、豊富に湧き出る温泉に癒される。
私と妻はその場所がえらく気に入り、毎年行くようになった。
子供が生まれてもそれは変わらず、今年も平湯に行ってきた。
今回のサイト
年々スタイルを変え、今はこのようなスタイルで過ごしている。
テントは2ルーム型のogawa。
数年前に妻が買ってくれた。
このあたりは区画が決まっていないため、大きめなタープも張れる。
広々とした空間で過ごすことができる。
近頃はイスもテーブルも低いロースタイルが定番だ。
我が家も昔は自宅の食卓テーブルのような高さのテーブルを使っていたが、10年ほど前に焚き火台の高さに合わせたロースタイルに変えた。
テーブルは簡易的なイスと板を工具でとめた手作り。
このテーブルは焚き火台を囲む囲炉裏型になったり、普通の長方形のテーブルになったりと自由に形を変えられるためとても重宝している。
闇を照らす灯り
キャンプを始めた当初から変わっていないアイテムがいくつかある。
その一つがランタンだ。
コールマンのノーススターと286Aを使っている。
燃料はホワイトガソリン。
漆黒の夜もこいつらが頼もしく照らしてくれる。
ランタンはマントルという繊維を灰化させたものを発光させるのだが、意外にもこのマントルは壊れにくい。
1シーズンに何度かキャンプに行くが、5年ほど変えた記憶がない。
燃費も良く明るさも抜群。
これから先もずーっと一緒にいたいと思わせてくれる相棒だ。
燻製
我が家のキャンプ飯といえば燻製だ。
いまだに子供達の好きな食べ物ランキング1位は手羽先の燻製。
ガスバーナーで桜のチップを熱しながらじっくり時間をかけ作っていく。
火が強いとチップが炎上し肉が黒焦げになる。
煙が少なくなったら新しいチップに変え。
なかなか手間のかかる料理だ。
1時間弱、スモーカーの前にへばりついてようやく完成。
チーズの燻製も人気。
こちらは燻製用ウッドを入れて放置すれば勝手にできる。
ありがたい。
平湯大滝
キャンプ場から歩いて20分ほどのところに大滝がある。
毎朝この滝まで散歩するのが日課だ。
数年前の台風で滝周りの歩道が少し変わってしまったが、雄大な姿は昔から変わらない。
神聖な空気が心を清めてくれる。
行きつけの温泉
滞在中、ほとんど毎日行く温泉がある。
普段は管理人さんもいない。
少しばかりの気持ちを集金箱に入れ勝手に入る。
シャワーも洗い場もないが、温泉のお湯をくみ体は洗える。
誰も入っていないことも多くゆったりと浸かれ、身も心も癒される。
ここも昔から変わらないお気に入りの場所。
上高地へ
3年に1度程度、上高地へ行く。
バス停を降り、梓川沿いに出ると北アルプスの絶景が広がる。
河童橋から大正池までの初心者コースを子供達と歩き、普段目にすることのない異世界の景色を楽しむ。
終わりに
山を下りるとムワッとした暑さが襲ってくる。
あー、今年のキャンプも終わってしまった。
寂しいと思いながらも、今年も無事に恒例行事を終えられたことにホッとする。
実は平湯でも温暖化の影響を感じていた。
今まで夜はダウンを着て過ごしていたが、今年はトレーナー程度で十分だった。
異常な暑さは平湯の山奥も例外ではなくなってしまった。
来年も、その先も、いつまでも変わらずにあってほしい。
平湯の大自然に感謝。