会計ソフトは弥生会計をメインに使っています。
弥生会計ユーザー向けに便利なショートカットを紹介します。
目次
弥生会計のショートカット
私が普段実際に使っていて便利と思えるショートカットを紹介します。
私はMacにParallels Desktopを使ってWindows8.1を入れて弥生会計16を動かしています。
Macで弥生会計という方はピッタリはまる内容です。
control + O
ファィルを開く
一発で開きたいファイルを選択する画面にいけます。
自社で同じデータをずっと続けて入力している場合はあまり使わないと思いますが、税理士側ではいくつもの会社のデータを管理しているのでこの操作は便利です。
alt → R → S → G
残高試算表を表示
私は基本的に試算表をまず確認します。
画面の指示通り押していくだけですが、指で覚えてしまえば瞬時に開けるようになります。
最後のGは合計のGと覚えています。
このまま開くと1月分だけが表示されますので
続けて P を押すことで全期間の表示になります。
alt → R → S → G → P
コツとしては左手の小指でaltを押し続けます。
そうするとそのままPまで反応します。
表示したい月を指定する場合はalt + O です。
規定月まで矢印で移動してスペースを押すと選択できます。
shiftを押しながら矢印で移動すると期間で指定することもできます。
alt → R → S → Y
残高試算表年間推移を表示
B/S、P/Lの年間推移も必ずチェックするので良く使います。
YはYearのYと覚えています。
alt → R → S → B
部門別の損益を表示
部門管理している会社は必ず使います。
Bは部門のBと覚えています。
alt → C → J
仕訳日記帳を表示
仕訳日記帳は検索するときと、エクセルデータをエクスポート、インポートするときに使います。
仕訳日記帳を開いて、左上の”絞り込み機能を使う”にチェックを入れると全ての仕訳の中から探したいものを検索することができます。
WindowsPCではalt + 1 で絞り機能にチェックが入ります。
Macでは alt + shift + 1 で同様にチェックが入ります。
alt → C → M
総勘定元帳の表示
同じように alt → C → H で補助元帳を表示できます。
元帳関係はよく使います。
alt → C → F
振替伝票の作成
決まった形の仕訳を登録して振替伝票から作ると楽なケースがあります。
振替伝票作成後の登録はWindowsPCならF12です。
Macだとcommand + F12 で登録できます。
alt → F → E、alt → F → I
エクスポート、インポート
エクセルとの連携のキーとなる部分です。
具体的なやり方は後日別の記事にします。
エクセルとつながることで会計入力の効率が飛躍的に上がります。
control + tab(alt + ←・→)
ウィンドウの切り替え
エクセルと同じようにcontrol + tab でウィンドウの切り替えができます。
弥生会計は同時にいくつものウィンドウを開くことができます。
これらをcontrol + tab で切り替えることで効率的に作業をすることができます。
F9
仕訳の削除
仕訳のどこかにカーソルがある状態でF9を押すと仕訳を削除できます。
削除する前に確認の案内がでます。
仕訳の左端をクリックすると仕訳全体が黒くなります。
その状態で上や下にスクロールさせると複数の仕訳を黒く指定できます。
そこでF9を押すと黒く指定した仕訳を一斉に削除することができます。
エクセルと連携して作業していると、仕訳の一斉削除が必要なときがあります。
そんなときにとても便利な方法です。
alt + W + V
ウィンドウを横に並べる
大きい画面であれば、複数のウィンドウを横に並べながら作業することができます。
同じように alt + W + O で上下に並べることもできます。
これはおまけの紹介のようなもので、私はあまり使っていません。
複数を並べると画面サイズの調整が面倒になります。
alt + F4
弥生会計の終了
科目ごとのチェックの仕方
月次の処理や決算が終わったときには科目ごとに内容をすべて確認します。
私はキーボードだけで確認していきたいので残高試算表を起点としてチェックしています。
残高試算表の科目を上から順番に一つずつ見ていきます。
↓
科目の上からenterを押すとその科目の元帳が開きます。
↓
元帳をみたらcontrol + tab(alt + ←・→)で残高試算表に戻ります。
↓
矢印で一つ下の科目に移動しenterで元帳を開きます。
↓
以下繰り返しです。
このやり方で科目を順番にチェックしていきます。
マウスを使わずにサクサクと進めることができます。
補助がある場合はWindowsPCならF6で補助に飛んでいくと思います。
Macではcommand + F6 で補助へいけます。
JDL育ちにとってはショートカットが必須
私が働いていた2つの事務所はいずれもJDLというメーカーの税務会計ソフトを使っていました。
JDLのパソコンは税務会計ソフト専用の作りになっています。
ボタン一つで好きなところに飛んでいけます。
入力だけを考えれば効率的な機械です。
いろいろな理由から私は使いませんが(笑)
その環境で育ってきたので他の会計ソフトには抵抗がありましたが、慣れてしまえば何てことはないです。
逆に弥生会計の方が使いやすいぐらいに感じています(笑)
ショートカットを使うことでストレスを減らしサクサク作業することができます。
エクセルとの連携を考えれば弥生会計の方が使い勝手は良いです。
まとめ
マウスで目的の場所を探してクリックするという作業はストレスです。
小さなことでも積み重なると大きな負担になります。
ショートカットを覚えることで、キーボード上だけで作業ができるので効率的です。
私にとって一番大きな効果は、”気持ちが良い”という部分かもしれません。
ショートカットで瞬時に切り替えて作業することは気持ちの良いものです。
弥生会計だけでなく、エクセルやパソコン自体にも便利なショートカットは存在します。
退屈な作業を気持ちの良い作業と感じられるようショートカットを使いこなしていきたいところです。
〜 なんてことのない日々 〜
久しぶりに娘を私一人で寝かしつけることに成功しました(笑)
しかも泣かないで。
泣かないで私と二人で寝られたのは初めてかもしれません。
嬉しいことです(笑)
昨日の写真をおまけに1枚
コメント
こんにちは。
北海道で会計事務所職員をしておりますB.K.Bと申します。
弥生会計のスピードアップをしたいと考えていたところ、貴ブログを発見いたしました。
とても参考になる情報をありがとうございました。
さて、alt→C→Jで仕訳日記帳を表示し、alt+1で絞り機能にチェックを入れた後の操作で困っております。
絞り込み行にカーソルを移動することが出来ず、結局マウスクリックが必要になってしまうのです。
キーボード操作だけで絞り込み機能を使う方法を検索してみましたが、見つけることができませんでした。
私も西野先生のように弥生会計をキーボードだけでサクサク使いこなしたいと思っておりますが、何か良い情報はお持ちでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
B.K.Bさん
ブログ見ていただきありがとうございます。
そうですよね、絞り込み行に行くにはマウス操作が必要なんですよね。
私もそこをキーボードで操作する方法は知りません。
お役に立てずにすみません。
ありがとうございます。
極力マウスに手を置かないという観点からは、F3の検索機能の方が良いのかもしれませんね。弥生さんが絞り込みのショートカットキーを作ってくれればそれが一番ですが…。
いずれにせよ、100%キーボードだけで業務が完結しないにしても、9割がたキーボードでサクサク使いこなすだけでもスピードアップになりますので、このエントリはたいへん参考になりました!
少しでもお役に立ててよかったです^^
お互い同じ会計業界、頑張っていきましょう!