MFクラウドを使った会計処理、自動連動するものと手入力するものを分けて考える


毎月1日は自分の月次をやっています。
7月分からMFクラウド確定申告(以下MFクラウドといいます。)を使って処理しています。
クラウド会計のイメージをまとめます。

項目ごとに処理方法を分ける

MFクラウドは電子データを自動取得してくれます。

処理方法として3つの区分に頭の中を整理します。

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電子データは自動で取得してくれるので、インターネットバンキングやクレジットカードは基本的に入力の必要はありません。
初めは科目の調整などが必要ですが使っていくうちにソフトが学習し修正の必要がなくなってきます。

自動で連動されない項目でまとめて処理ができるものはエクセルで入力してMFクラウドに読み込みます。例えば売上や現金取引など。
オプションのMFクラウド請求書やクラウドPOSレジなどを使っていれば売上も自動で連動されますが、私の場合は連動されません。
読み込み用のエクセルをソフトからダウンロードすることができ、それに入力していけば簡単に読み込むことができます。

その他の細かい調整は直接会計ソフトに入力していきます。

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項目ごとに処理方法が違うというイメージが大切

処理方法の違いをイメージしておくと経理に対する理解が深まります。
特にクラウド会計では電子データと電子データ以外では処理方法が大きく異なります。
お金の支払い方で処理方法が異なるイメージを持つことが大切です。

レシートは支払い方法別にしっかり区分して保管する必要があります。

実際にMFクラウドを使ってみて

電子データを自動で取得してくれるのはとても楽です。
自動取得のデータを調整し、売上・現金をエクセルからインポートすることでササっと月次が完成しました。

クラウドなので切り替えに時間がかかるところや科目チェックのしにくさなど改善してほしい点は多々ありますが、自動取得のメリットの方が大きいと感じています。
近い将来クラウド会計が中心になってくることを考えると多少の使いにくさを我慢しても使っていくべきだと考えます。
すごいスピードで改良されており、すぐに使いやすいものになるでしょう。

まとめ

自分の事務所の会計もMFクラウドを使って処理してみました。
電子データの自動取得は魅力的で大きな可能性を感じます。

まだ不安な点は多く、MFクラウドだけで仕事をするにはリスクがあると感じていますが、近い将来は他の会計ソフトを使わなくても税理士業務ができるようになることでしょう。


〜 なんてことのない日々 〜

江東区の花火大会があり、知り合いの家に招待されマンションの9階から見てきました。
距離はありますが、涼しく快適に見ることができ楽しかったです。

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子供たちは花火よりもおもちゃに夢中でした(笑)

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税理士やってます。

税理士 西野伸太郎

クラウドを活用した業務効率化を得意としています。
事務負担を極力減らし、本業に専念することをサポートします。

顧問契約不要のスポット相談も承っております。
インボイス制度、電子帳簿保存法への対応など、質問あればご連絡ください。
対面もしくはZOOMなどで回答いたします。
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