経営者は長期的な視点で利益を考えることが大切です。
短期的な会計上の利益に囚われてはなりません。
会計上の利益は期間を強引に区切っただけ
会社が毎年作る決算書は、強引に1年間という期間を区切って利益を計算したものです。
別に1年間で一つの事業が終わるわけでもなく、税金の計算や投資家等への報告の都合上強引に1年間で区切っているのです。
月次決算書は会社内部の管理上作成するもので、強引に1ヶ月に区切っただけです。
これらの強引に計算した利益は会社が生み出した価値を適正に表しているわけではありません。
短期利益に囚われてはならない
経営は長期的に利益を生み出し続けることが大切です。
将来のキャッシュフローを意識しなければなりません。
1ヶ月や1年の利益に囚われて、業績が悪いからといってむやみにコストを削ってはなりません。
短期利益に囚われて必要なコストを削減すると将来のキャッシュフローを失うことにつながります。
長期的に価値を生み出し続けるためにはどうすればよいのかを考えます。
逆に短期利益で少し儲かったからといって散財してはなりません。
長期的利益に貢献するものに投資していき、リスクに備えて蓄えることも必要です。
まとめ
来期も借入が必要で、決算書を黒字にしないと銀行が貸してくれない。
といった状況になると短期利益に囚われざるを得ないことになります。
無理に短期利益を出そうとすると長期利益を失うことになります。
負の連鎖にはまってしまうとなかなか抜け出せません。
長期的な利益を意識した経営をするためにもキャッシュフローを重視した経営をしていく必要があります。
〜 なんてことのない日々 〜
今日で税理士の登録時研修が終わりました。
みっちり3日間(汗)
長期的な利益を得られるよう自分を磨いていきます。