会社の決算書には主に貸借対象表と損益計算書があります。
それぞれ大事ですが、貸借対照表は人間でいう人相のようなものだと思っています。
貸借対照表(B/S)のつくり
B/Sには資産と負債と純資産があります。
会社が誕生した瞬間の資本金だけ状態のB/Sは
これだけです。(仮に資本金500万円として)
ここから営業活動を始めると売上や経費や借入などのお金の動きがB/Sに反映されます。
すごくシンプルに考えて500万円の利益が出て現預金が500万増えると
こうなります。利益は利益剰余金としてB/Sに蓄積されていきます。
利益剰余金は期が変わっってもずーっと残っていきます。
利益を出し続ければどんどん膨らみますし、赤字が続けばどんどんマイナスになります。
これまでの営業の結果が利益剰余金に蓄積されていきます。
いつも笑っていて笑顔が素敵な方は年を重ねてもずーっと素敵な顔で幸せそうです。
逆にイライラや悩みが多い方は暗い雰囲気が表情にも出てしまいます。
これまでの生き方が人相に表れます。
会社のB/Sも同様です。
一瞬一瞬の積み重ねが人の人相を作り上げ、1年1年の営業結果が会社のB/Sを作っていくのだと思います。
B/Sの重要性
簿記の原理に従って会計処理していくと誤魔化しは効きません。
万が一粉飾をしても必ずどこかに痕跡が残ります。
会社の資金繰りが厳しくなり追い込まれてくるとB/Sに苦しみが蓄積されていきます。
会社の問題点がB/Sに表れていることも少なくありません。
つい「今期は利益が出た」とか「赤字だった」とか損益を中心に考えがちですが、会社の状態を把握するにはB/Sの確認が欠かせません。
安定した経営をしていくためには利益剰余金を貯めていく意識が大切だと思います。
まとめ
B/Sには今までの積み重ねが表れます。
嘘をついたりすると残ってしまいます(笑)。
正直に頑張って利益を出していくと笑顔のB/Sになり、経営が安定していきます。
〜 なんてことない日々 〜
今日は朝からすっごく暑く、自転車通勤でバテました。
首に濡れタオルを巻いて行きましたが、首の後ろのところは濡れタオルも熱くなっていました。
毎年思いますが、夏ってこんなに暑かったっけって思います(笑)。
思いっきり汗をかいて気持ちいいのですが熱中症が怖いので、水をたくさん飲むよう心がけています。