経営者には最低限の簿記の知識が必要です。
簿記が分からないと試算表や決算書を理解することはできません。
決算書は仕訳の集合体でできている
会社も個人事業主も決算書を作ります。
税金の申告のために必ず必要なものですが、税金が関係なくとも経営をするために不可欠なものです。
決算書は仕訳の集合体です。
仕訳とは個々の取引をルールに従って記録したものです。
基本的には現金の動きの記録です。
すべての取引は仕訳で表現することができます。
仕訳の仕組みがわかれば決算書を理解することができます。
現金だけを覚える
何事もすごくシンプルな発想から入った方が抵抗感がありません。
簿記のルールは少し複雑なので、一つだけルールを覚え、慣れることが大切です。
最初に覚えるたった一つのルールとはこれです。
「現金が増えると左、減ると右」
仕訳の書き方はこんな感じです。
「勘定科目 ×××円/勘定科目 ×××円」
現金が増える場合は左側に書きます。
例えば「現金 100円/売上 100円」
現金が減る場合は右側に書きます。
例えば「消耗品 50円/現金 50円」
これだけです。
とてもシンプルです。
まずは仕訳に現金を入れて、空いたところに何か適当な勘定科目がくるというイメージです。
このイメージがとても大事です。
まとめ
私がもし簿記のボの字も知らない方に簿記を教えるとしたら、これだけ教えると思います。
「フエルトヒダリ、ヘルトミギ」と呪文のように唱えます(笑)。
いろいろな取引をこのルールに当てはめて仕訳にしてみます。
私の頭の中もいまだにこんなイメージでやっています(笑)。
〜 なんてことのない日々 〜
ジョギングしようと思って外に出たら雨が降ってきてすぐに引き返しました。
せっかくやる気になったのに・・・
こんな日もありますよね(笑)。