中小企業は社長次第で未来が大きく変わります。
社長がどれだけ社員を大切に思い、コミュニケーションを取れるかにかかっています。
社長の思いと社員の思いにはズレがある
社長の思いと社員の思いには大なり小なりズレがあることがほとんどです。
社長は自分の会社なので会社を心から愛しています。
社長は社員とその家族を守るために潰れない強い会社を作ろうと考えています。
すべての責任を取るのは最終的には社長ですから、仕事に対しても妥協はありません。
一方社員はどうでしょうか。
社員がそこまで会社や社長、自分の仕事を愛せるようになるには特別な理由が必要です。
会社の社会的役割、経営理念に強く惹かれ心から会社を愛している
社長の人間性に強く惹かれ社長を愛している
自分の仕事自体に強い誇りを持ち、仕事自体を愛している
など。
何らかの理由があれば社長との思いに大きなズレは生じないかもしれません。
ただそういった思いを持っている社員は多くありません。
家族を養わなければなりませんから安定した給料をもらうことを優先に考えるのは自然なことです。
家族との時間を多く確保したいので働く時間を短くしたいと考えるのも自然なことです。
社長と社員の間にズレが生じるのは自然なことです。
ズレはなくなりませんが、ズレを小さくしていく努力が大切です。
社員に会社、社長、仕事を少しでも愛してもらえるようにならなければなりません。
ズレを小さくするのは毎日のコミュニケーション
強烈なカリスマ性を持った社長であれば、何もしなくても社員はついてきてくれるかもしれません。
社長のために人生をかけて働こう!と思ってもらえるような。
そうではない社長は社員と毎日コミュニケーションをとることが大切だと思います。
社員は頑張りを社長にみてもらいたいと思っています。
社長から期待されたい、感謝されたい、ほめられたいと思っています。
仕事の内容や出来事を毎日社長と会話を通じて伝えることは難しいものです。
些細なことなどは口にするまでもないと思ってしまいます。
些細なことでも毎日社長と社員がコミュニケーションをとる手段が日報です。
日報というと業務の報告ですが、私が大切だと思っているのは”社員の思い”を書いてもらうということです。
些細なことでも社員がどう思ったのかを社長が確認することが大切です。
そしてその社員の思いに社長がコメントを返すことで貴重なコミュニケーションが成立します。
社員の思いに社長がコメントを返すことを繰り返していくうちに、ズレは小さくなっていきます。
一向にズレが改善しない場合は一緒に働くのは難しいということになります。
日報に適しているのがチャットワーク
チャットワークというクラウド型のチャットツールがあります。
普段のやりとりやタスク管理などに使えます。
日報もチャットワークに書くことをお勧めします。
ここでいう日報は”思い”を伝えることがメインです。
何時〜何時に何をしたとか細かい業務報告ではありません。
LINEのように過去のやり取りが残り、一覧で見返せるので過去の日報が埋もれてしまうことがありません。
1枚のシートで日報を書いていくと、過去のものをみることが難しく埋もれてしまいます。
その日1日にあった一つのことについて自分がどう思ったのか、今後どうすればよいのかなどを短い文で送ってもらうだけでいいと思います。
それに対して社長がコメントをします。
社員が多ければ、社員は部長に送り、部長は社長に送るなどの体制を整えれば社長の負担が増えすぎずに済みます。
特に伝えたいことがあれば社長に送れるようにするといいと思います。
ただ私は、中小企業の社長の時間はできる限り社員のために使うべきだと思っているので全社員から社長に送るのが理想です。
人数が多く社長の負担が増えすぎる場合は、社長が必要と思った時だけコメントを返すというやり方もありだと思います。
まとめ
社長と社員とのコミュニケーションは強い会社を作るためには必須です。
社長は些細なことでも社員の思いを知ることが大切です。
社員は社長にみてもらえていると思うだけでやる気が出てくるものです。
思いを伝え合うのに、気軽にやり取りができるチャットは最適です。
〜 なんてことのない日々 〜
今日のサラメシ
唐揚げとホルモン炒め定食
ボリューム満点で700円
味も絶品です(笑)