理想の税理士について考えてみました。
理想の税理士とは
理想の税理士ってどんな人かなと考えてみました。
が、そんな答えがあるわけありません。
お客様ごとに求めているものが違います。
誰から見ても理想の税理士などは存在しません。
深く関わって欲しいと思う方もいれば、あまり関わって欲しくないと思う方もいます。
深く関わって欲しい方が求めているのは
・毎月しっかりした打ち合わせ
・詳細な経営分析
・スピーディーな対応
・借入関係のアドバイス
・キャッシュフローも考えた節税
・事業の方向性のアドバイス
・税理士本人の対応
など、経営全般のサポートになると思います。
一方、あまり関わって欲しくない方が求めているのは
・申告だけしてくれればいい
・入力だけしてくれればいい
・経営には口出ししないで欲しい
・報酬が安ければいい
・税金が安ければいい
・担当は税理士以外でも構わない
など、最低限の手続きと安さを求めていると思います。
両者にとって理想の税理士は全く違います。
理想のお客様とは
税理士にとっても理想のお客様は違います。
得意な分野も違いますし、相性の問題もあります。
ただ、価値観が近いというのは重要だと思います。
税理士が提供していると考えている価値と、サービスを受けているお客様が感じている価値が近いのは理想的です。
私のこれまでの経験でよくあるのが、何日もかけて作った資料が経営者にとっては全く興味のないものだったということ。
私の資料や伝え方にも問題がありますが、提供したいサービスと必要としているサービスが噛み合わなければ関係は続きません。
税理士とお客様との関係は長く続くことが多いです。
お互いに価値観が合っていることは重要なことです。
理想の〇〇
理想の〇〇というのは難しい表現です。
全員に共通した理想の〇〇というのはありません。
人それぞれ理想は違います。
メディアなどで取り上げる“理想の〇〇”というのは多数決のようなものです。
少数派の理想は必ず存在します。
自社の商品・サービスを考えるときに、多数派の理想を狙っていくのか、少数派の理想を狙っていくのかで戦略は大きく変わります。
必ずしも多数派を狙った方が安定するとは限りません。
まとめ
理想の税理士はそれぞれの頭の中にいると思います。
税理士とお客様の価値観が近いことは重要なことです。
自分が提供したいサービスは何なのか。
それを必要としているお客様はどんな方なのか。
日々考え続けています。
〜 なんてことのない日々 〜
愛用している“みすずのごはん鍋”で妻がお赤飯を炊きました。
土鍋で赤飯は初めてでしたがとっても美味しかったです(笑)
お風呂では息子が首にする浮き輪にチャレンジです。
不思議そうな顔をしていましたが、足をバタバタさせ楽しそうでした(笑)
これがあると少しだけ手が離せるので助かります。