納付する消費税があるとお金の実態が見えにくくなります。
消費税は自社のお金ではないと考えることで実態がわかります。
キャッシュフローの計算から消費税を消す
キャッシュフロー計算書はお金の流れを説明してくれるものです。
利益が1000万円あるのにお金は200万円しか増えていない、
その差額を説明してくれるのがキャッシュフロー計算書です。
消費税の預り分の増減もキャッシュフロー計算書に反映されるのですが、消費税が絡んでくると理解するのが難しくなります。
いっそのこと消費税は自社のお金ではないと考えてしまった方が楽です。
期首の現金が2000万円あるが、預かっている消費税が500万円あれば現金は1500万円と考えます。
現在の現金が2400万円で預かっている消費税が300万円であれば現金は2100万円と考えます。
期首から現在の現金の推移は 1500万円 → 2100万円 です。
600万円増加した原因をキャッシュフロー計算書で確認すればよいのです。
消費税は預かっても納付しても自社のお金には影響しないと考えます。
消費税用の口座を作ると区分が楽になる
預かっている消費税を専用の口座に移すと頭がスッキリしますしお金の使い方も変わってきます。
消費税分は自社のお金ではないと考えることで使えるお金が明確になります。
月次の会計処理をまとめれば毎月預かった消費税がわかります。
その分を別口座に移すだけです。
概算で別口座に移すだけでも効果はあります。
特別な売上や支出がなければ消費税額に大きな変動はありません。
別口座に移し、自社のお金ではないという意識を持つことが大切です。
まとめ
消費税をしっかりと区分しないと使えるお金が見えてきません。
自社のお金と錯覚して使ってしまっては納税できなくなってしまいます。
消費税が絡んでくるとキャッシュフロー計算書もわかりにくくなります。
消費税を抜いてシンプルに考えることで理解しやすくなり数字に興味を持つことができます。
今後税率が上がってくると益々消費税に対する意識を強く持たなければなりません。
今のうちから消費税は自社のお金ではないという意識を植え付けておきましょう。
〜 なんてことのない日々 〜
ガソリンを入れたら1リットル100円でした。
安いですね〜。
50リットル入れて5000円でした。
つい最近まで160円ぐらいしていたと思います。
60円違うと50リットル入れると3000円も違います。
ものの値段てなんなんでしょうね(笑)