インターネットを使ったサービスを利用するたびにIDとパスワードが増えていきます。
安全で効率的な管理方法を構築する必要があります。
目次
パスワード設定時に気をつけること
パスワードに100%安全なものはありません。
どんなに複雑なものでも攻撃されれば突破されるリスクはあります。
できる限り突破されにくいものを設定するしかありません。
私が特に気をつけるべきと思っているのは以下のようなものです。
・パスワードの設定はIDごとに変える
・名前+誕生日などの推測され易いものにしない
・最低限アルファベットの大文字・小文字・数字を組み合わせる
・最低8桁、できれば12桁以上にする
種類と桁数を増やすだけでリスクは格段に減ります。
利便性と安全性は相反関係にあります。
シンプルなパスワードは使うときに楽ですが簡単に突破されてしまいます。
パスワードの管理方法
数多くのパスワードをどのように管理すれば良いのかは悩ましい問題です。
紙、パソコン内、クラウド上、USB、記憶する・・・
何が正解というのはありません。
どれも何らかのリスクがあります。
一つの方法としてエクセルに記録して、エクセルファイル自体にパスワードをかけるやり方があります。
参考までにエクセルファイルにパスワードを設定する方法をご紹介します。
エクセルファイルにパスワードを設定する
↓
エクセルのバージョンにより表示は異なりますが「ツール」の中の「全般オプション」を選択
↓
「読み取りパスワード」のところに任意のパスワードを入力
↓
確認用に再度入力して完了
これでエクセルファイルにパスワードの設定ができます。
ここに入力したパスワードは絶対に忘れてはなりません。
かといって単純なものでもリスクが高まります。
できるだけ複雑なものを設定して、紙などに記録して大切に保管します。
より安全に記録するために
エクセルに鍵をかけても突破されるリスクはあります。
エクセル内での記録の仕方も工夫すると安全性が高まります。
例えば「Nishino12345zeirishi」というパスワードがあったとすると、
一部を*マークなどに変えてしまうのです。
自分の中で*は「zeirishi」などと決めてしまいます。
そうすると「Nishino12345*」といった形で記録することができます。
万が一エクセルファイルを開かれても*部分が不明なので不正アクセスされるリスクは減ります。
全てのパスワードに共通部分がある場合に使えます。
インターネットバンキングなどはワンタイムパスワード
インターネット上で最も守らなければならないものの一つがインターネットバンキングへの不正アクセスです。
最近は多くの金融機関でワンタイムパスワードの利用を推奨しています。
金融機関によって使い方は違うのでしょうが、私が使っている三井住友銀行ではスマホのアプリに1回限りのパスワードが表示されます。
振り込み時にはそのパスワードを入力する必要があります。
このような使い捨てのパスワードが他の場所に表示されるセキュリティーは安全性が高まります。
インターネットバンキングで推奨されているワンタイムパスワードがあればすぐに登録手続きをするべきです。
Mac、iPhone、iPadのパスワード
Mac、iPhone、iPadも開くときにパスワードを設定しています。
いずれも数字だけではなく複雑なものにしています。
Macは毎回開くたびに入力が必要なのですが、万が一のために複雑なものにしています。
ただ入力しても面白くないので、気持ちが上がる言葉+数字にしています(笑)
iPhone、iPadはパスコード設定のところで「パスコードオプション」というのがあり、「カスタムの英数字コード」を選択するとシンプルな数字だけでなく、英数字を組み合わせた複雑なものを設定できます。
万が一のときのために複雑にしておいた方が安全です。
iPhoneとiPadは指紋認証があるので入力することはほとんどありません。
まとめ
パスワードの管理は面倒ですが手間がかかっても複雑なものを設定すべきです。
自分の身は自分で守らなければなりません。
できる限りリスクを減らす努力が必要です。
パスワード管理アプリもたくさんあるので試してみるのもいいかもしれません。
これからもIDとパスワードは増え続けていきます。
自分なりの安全性の高い管理方法を見つけていきましょう。
〜 なんてことのない日々 〜
今日のサラメシはナポリタン。
今年に入って2回目です。
今日の具は玉ねぎ、ベーコン、ピーマン。
トッピングでゆで玉子とミニトマト。
前回よりも美味しくできました(笑)