決算書をみればある程度のことはわかります。
チェックポイントを簡単にまとめます。
B/Sをみる
決算書は貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、株主資本等変動計算書、個別注記表がセットになっています。
この中でまず確認するのはB/Sです。
資産・負債・純資産が記載されています。
純資産に注目
B/Sの中でも一番先に確認するのは純資産です。
純資産には資本金や今までの利益の積み重ねが表示されています。
純資産は自己資本とも呼びます。
よく言われる自己資本比率とは資産に占める自己資本の割合です。
自己資本が多ければ安定した経営ができています。
純資産には会社の歴史が詰まっています。
現金預金に注目
次に確認するのは現金預金です。
現金預金も多ければ多いほど安定経営ができていると言えます。
全ての資産の何%ぐらい残高があるのか。
月商の何ヶ月分ぐらい残高があるのか。
など
自己資本と現金預金が柱
自己資本比率が高く、現金預金の残高も十分にあるとすれば安心です。
簡単に傾くことはありません。
借入金の残高やROAや利益率や人件費率など細かいところもみますが、最もシンプルで大切なものはこの二つだと私は思います。
逆に考えれば、自社においても自己資本と現金預金を増やすためにどうすれば良いのかを考えて経営していく必要があります。
まとめ
他社の決算書をみるときはまずB/Sをみます。
B/Sには会社の歴史が詰まっています。
P/Lは1年間を区切ったものにすぎません。
他社のB/Sをみて学ぶことはたくさんあります。
バランスの良いB/Sを目指して、自信を持って他社にみせられるような決算書にしたいものです。
〜 なんてことのない日々 〜
私の所得税が還付されました。
1月27日に電子申告で確定申告書を提出して2/15に口座に入金されました。
約20日間ぐらいですね。
明日(2/16)から確定申告書の提出が始まります。
混み合うので還付の場合ももう少し時間がかかると思います。