独立開業にあたって自分が進むべき方向性が大事になってきます。
自分の強み、他事務所との差別化、お客様からのニーズなどの観点から考えてみました。
目次
1 方向性の重要性
2 顧問料、申告料ではない売上
3 そのために必要なこと
4 まとめ
1 方向性の重要性
これから独立してやっていうえで、どの方向に進んでいくかは非常に大事です。
進むべき方向を決めずに営業をしていくことは、コンパスも持たずに大海原に船を漕ぎだすようなもので、確実に遭難します。
目的地は人それぞれで、それぞれが目指す方向に向かって進んでいきます。
目的地が10年後は海に沈むものだったり、目的地までのルートが間違っていたりすれば事業は失敗することになります。
家族を養っていかなければならない立場で沈没することは許されません。
以前から考えてはいましたが、コンサルタントの方の助言もあり、少しずつ自分の方向性が決まってきました。
2 顧問料、申告料ではない売上
税理士事務所の売上のほとんどは顧問料です。この顧問料という形に抵抗がある方もいると思います。
毎月発生する顧問料という売上ではなく、スポットで発生する売上の比率を高めていきたいと考えています。
具体的には、経理効率化のための流れの構築、セカンドオピニオン的な立場での経営分析、経営計画書の作成から運用までのサポート等に力を入れていきたいと考えています。
まだ自分の強みと言えるほどのスキルはありませんが、日々研究していきたいテーマです。
スポットの売上を増やすということは、常に新規開拓を続けるということであり、顧問料に比べれば安定性はないのかもしれません。
しかしメリットもあります。
・クラウドの利用など最新のスキルを身につけていくことが必須であり、時代の変化に敏感に反応できる
・他の税理士事務所と差別化を図れる
・顧問契約を結ばないことで働き方を自分でコントロールできる
などなど・・・
何より、新しいお客様に新しい価値を提供し続けていきたいと考えています。
開業前に夢をみているだけかも知れませんが(笑)。
3 そのために必要なこと
スポット売上を増やすために必要なこととして今思うことは次のようなものです。
・価値あるサービスを提供できるよう日々スキルを磨く
・自分をみつけてもらえるよう発信の仕方を研究する
・お客様のニーズがどこにあるのかを研究する
などなど・・・
簡単に書いていますがどれも難易度は高いです。
最も大事なことは自分のスキルを磨くことです。
中身がなければ価値あるサービスは提供できません。
4 まとめ
一般的な税理士事務所の場合は顧問料で安定した売上をあげています。
確かにその方が現状ではリスクは少ないと思いますが、将来的には顧問契約というものがなくなっていくかもしれません。
売上は「価値の対価」だと思っています。
与えた価値に対して報酬をいただくという感覚でいきたいと思います。
【編集後記】
どうやら娘が手足口病という病気にかかったようです。
その名のとおり手足口のまわりに発疹がでています。
舌べろや口内にも発疹があり、口の中が痛いようで夜も眠れません。
特に薬はないようなので、1週間ほど安静にして治るのを待ちたいと思います。
早く元気になって笑顔がみたいです。